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赤道斎の隠し部屋

き○がいに刃物?

中国が開発を推進してきた独自企画の次世代DVDであるEVD。技術特許を中国企業が持ち、自国の技術特許の維持、ブルーレイディスクやHD-DVD対応製品を作る際の技術料を無用にするなど、国家的技術戦略に基づいて1999年頃から開発されていた規格です。
画質は次世代DVDなみ、容量は現行DVD程度とのこと。従って映像及び音声の圧縮方式はDVDのMPEG2ではなく、より圧縮率の高いOn2 Technologiesが開発したVP5/6が標準コーデックになるそうです。

そしてこの度、対応プレーヤーなどを大量に発表したようす。価格は従来型DVDと同程度(?)。

この規格、果たして世界に広まるでしょうか。

現在、ブルーレイディスクとHD-DVDの対立が取り上げられています。
ディスク自体に互換性がなく、それぞれのドライブを買うか(費用は2倍)、1台に納めるとしても基幹部品(ドライブ価格の大部分を占める)がそれぞれ必要になるので2倍とまでは行かないまでも高価格になることがネックとされています。
そして、低価格&高画質(でも容量は少ない)そこに割り込もうというのがEVD。

ところが、すでにNECが両規格に対応したドライブ駆動用LSIをサンプル出荷するところまで来ています。

ドライブの価格を左右するのがこのチップとこれによりコントロールされるコントロール系なので、両用ドライブが比較的安価に発売されるのも時間の問題のようです。
EDVはブルーレイディスク&HD-DVDの互換機と対抗することになるので、普及は難しいと思います。
今回の大量発表は両用機登場前に一手打っておこうというEDV陣営の思惑からではないでしょうか。


それよりも気になることが。

世界的に見ると苦戦しそうなEDVですが、中国内ではかなり善戦しているようです。
そして将来的には録画可能なEDVも(中国内では)安価に出てくるでしょう。

すると、

ブルーレイディスクやHD-DVDのコンテンツは高い
→現在これを高画質のままコピーして配布できるメディアがない、あっても再生系が普及していないため販売利益が見込めない。
→EDVの普及により高画質のまま高圧縮して配布可能になる。
→違法コピーがまた…

コピー対策も色々取られるはずですが、現行DVDも登場当時は「複製は絶対無理」とか言われていたにも拘わらず、現在ではちょっとその気になれば可能です。

著作権に対する意識の薄い所にこういう「悪用に最適なアイテム」が出回ったら、どうなるでしょうか。
by sekidousai | 2006-12-07 00:00
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