赤道斎の隠し部屋

さて、どうしよう

 今日、健康保険証の更新を受けました。
 その裏面にこんな欄が。

f0116056_23445760.jpg


 臓器移植に関する臓器提供意思表示欄です。表記内容や記入内容については「臓器提供意思表示カード」と同じです。
 より多くの人から臓器の提供を受けようという努力の一つなのでしょう。
 折良く(?)臓器移植法の改正案が通り年齢制限が撤廃されることとなりました。そして同時に脳死が「人の死」として定義されることに。


 でも、でもね。


 果たしてどれだけの方が脳死とはいかなるものか、臓器移植とはどの様に行われるか知っていらっしゃるでしょうか。

 脳が死ぬという現象、脳が死んだという判定法、判定を誰が行うのか、脳死判定から臓器摘出に至る流れ、移植適合者の選定と決定、その選定&決定を行う者はどういう人か、摘出が行われた後の遺体の扱い、遺族及び被移植者に対する対応、実際に発生した事例はどの様なものでどの様に進められどうなったか、等々。

 臓器移植法が出来てから10年、こういった情報について国や関係機関はどれだけ周知努力を行ってきたでしょうか。
 徹底した情報の開示無しにいきなり「脳死を人の死とする」と言われても、納得できるものでしょうか。


 今まではカードの記入無しは明確な意思表示無しとして臓器提供は行われないとされてきました。しかし今度の改訂(改正とは呼びたくない)で、意志の明確な表示がないと臓器提供の判断は遺族に委ねられることとなりました。

 私は、臓器移植の意志及びその表明はその人の権利であり義務であると考えます。自分の体の処遇をどうするか、自殺にも似た「自分の進むべき道の選択」であることから権利であり、重要故にやっかいで気が重くなる判断を残されるものに押しつけないためにも義務である、と。
 だから、書きたくはなかったけど書きます。現状を充分調べた上で。


--------------------------------------------------------------------


 脳死判定に関連する技術として気になっているのが「脳が”観ている”映像を外部に取り出す技術」と「脳の信号で直接外部の機器を制御する技術(BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)技術)」の二つ。

 今の脳死判定はいわば脳の状態を外部の反応で類推する程度のもの。脳自体は実は動いていても、外部への情報伝達回路が壊れていたら…
 脳そのものの稼働状態を直接外部に取り出す両技術が実用化されれば、脳死の判定もより確かなものになるでしょうね。
[PR]
by sekidousai | 2009-07-14 00:28 | 日常
<< 今日も中止だ! 本日の物語はありません >>



みつかっちゃった…
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
最初にお読み下さい
● 閲覧なさる方々に危険や不快な思いが生じるのを避けるため、不明リンクを含む、あるいは公序良俗に反するコメントは削除する場合があります。
● 本ブログ内の文書・画像等の無断転載はご遠慮下さい。画像・写真等の著作権は各々の作者等に帰属します。
● 本ブログはリンクフリーです。リンク前後の連絡も特に必要ありません。
カテゴリ
検索
お気に入りブログ
以前の記事
今日はどんな日?
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧